みなさん、こんにちは!Osaka Pastoral Symphony Orchestra、略してO-PaS(オーパス)です♪
RVW生誕152年の2024年9月の第6回演奏会から1年余りの沈黙を破り、 ようやく「ぼちぼちやるかー!」という機運となってまいりました。
当団は2016年にヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams…以下略:RVW)の Symphonyを全曲(!)演奏することを目標に、同時代のイギリス音楽や、RVWの周辺の音楽にも取り組んでいき、取り上げられる機会の少ないRVW含めたイギリス音楽のすばらしさを、大阪より発信することを目的としたオーケストラとして発足しました。
2017年、第1回演奏会で「ロンドン交響曲」の【1913年初稿版】を《日本初演》。2018年、第2回演奏会で「田園交響曲」を、2020年には第3回演奏会で「交響曲第4番」を、第4回演奏会で「交響曲第5番」を、2022年には第5回演奏会で「交響曲第6番」を演奏、そして2024年には第6回演奏会で「交響曲第9番」を演奏、それぞれのカップリングにも、フィンジ、バターワース、ホルスト、バックス、ブリテン、ウォルトン、ベネット、コーツ、またギボンズやJ.C.バッハといった時代を隔てた作曲家も取り上げ、ソリストやファンファーレ隊を迎えながら、バリエーション豊かでコンセプチュアルなプログラムをお届けしてきました。
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なんとかシンフォニー残り3曲までたどり着いたO-PaS、残りが曲は編成が大きく、つい二の足を踏んでいました。 RVWのどの曲をどんな形で演奏するか悩んだ結果、2024年9月より名古屋フィルハーモニー交響楽団・首席奏者に就任された上品綾香さんをお迎えし、『オーボエ協奏曲』をメインに据えることに決めました。20世紀を代表するオーボエのためのレパートリーに、彼女の凛として透明感のあるサウンドが、新たな彩りを与えてくれることでしょう。
この協奏曲は全曲通して用いられている教会旋法や素朴なメロディにより、牧歌的な雰囲気で満たされますが、この作風はRVWが私淑していたシベリウスにルーツを見出せます。 中でもポリフォニックな書法が著しい『交響曲第6番』は、後年RVWがシベリウスに献呈した5番のシンフォニーの世界に強く通ずるものがあり、近い時期に書かれたオーボエ協奏曲とも呼応するものです。 O-PaSが満を持して初めて挑む、RVW以外の作曲家のシンフォニー… 想像しただけで今からドキドキワクワクしますよね?!
そして、前半・後半それぞれのメインの前にも、関連性のある楽曲を選びました。 シベリウスの前にはこれまでにもO-PaSが二度取り上げてきた、今年没後70年を迎えるフィンジによる『落ち葉』を。これは16~17世紀の鍵盤楽器のための曲集「フリッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」に収められた、マーティン・ピアソンによる同名曲からタイトルが引用されたもので、フィンジの古い時代の音楽をはじめとした芸術への強い興味がうかがえます。 RVWの前には、同じく17世紀に活躍したヘンリー・パーセルが4本のヴィオールのために書いた 『ファンタジア』を置き、三世紀離れた二人の偉大なイングランドの作曲家をつなぎます。
さらに!
O-PaS史上初のプレ・コンサート(ロビーコンサートは1st,3rdでしました)として、 RVWが若かりし頃に師事していたラヴェルによる『序奏とアレグロ』に、 O-PaSのハープ奏者としてお馴染みの松尾徳子さんをお迎えして取り組みます。
今回はRVWのシンフォニーを取り上げない分、そのルーツを探る旅…とでも申しましょうか、違う角度やフィルターを通して、改めてRVWやその周辺の音楽のすばらしさを、みなさんに味わってもらえるようなコンサートにしたいと思っています。 恐らくは蒸し暑くなってくる頃…温度の低い曲が並ぶプログラムに、どうぞご期待ください♪
